このままだと離婚するかもしれない・・と夫婦関係に危機を感じた時、まず最初に考えたのは子供のことでした。

いかに子供から家庭というよりどころを奪わずに、長年連れ添った相手と結婚前の状態に戻れるか、が鍵でした。

私の場合は、主人の名義で住宅ローンを組み、主人の名義で二世帯住宅を建て、夫婦関係の修復に努めました。

二世帯住宅離婚

しかし、長年の関係のズレは家が新しくなった、と言うだけでは修復できず、それから二年後に離婚届けを提出しました。

私が新築の家に住んだのはたった2年間だけでした。

修復後、二世帯住宅のどちらかに戻ることもできる

離婚後は私は娘を連れて海外へ移住し、現在の学校が気に入っている長男は主人と二人で暮らすことにしました。

こうすることで、近所の目からも家庭の実態から目を反らすことができますし、二世帯住宅なのでいずれ私と娘が戻っても、二世帯住宅のどちらかに戻ることもできると考えたからです。

距離を置けば、また関係も修復できる可能性もあり、顏も見たくないと言う状態で離婚するより精神衛生上にも良いと思いました。

お互いの生き方を尊重しつつ、今まで二人で培ってきた生活の基盤にいつでも戻れるようにすることで、子供達も私たちの選択をスムーズに受け入れてくれました。

夫婦でなくなっても、私達は子ども達の親。家族なことには変わりません。

男女の関係がなくなったからと言って、どちらかが苦境に立つこともないと考え、家族みんなが戻れる場所を作り、それぞれが生きていきやすい場所で暮らすことにしました。

私と娘は海外に移住

海外では安いアパートはいくらでもあり、日本のように保証人も必要ありません。敷金とそれなりの貯金残高があれば、大抵のアパートは契約でき、家賃も月6万円前後です。

日本の公営住宅も申し込みましたが、応募期間が限定されている上に、入居できるまで一年近くかかる、なかなか当選しない、とすんなり入居できません。

土地の持ち分妻1/3 建物の名義はすべて夫

土地の持ち分は私が1/3あり、建物は主人が全部所有しています。

ローンは主人がそのまま支払っていますが、いずれ子ども達のものになる、という感覚で家を建てているので、万が一ローンの支払いが困難になれば、私もアパートを引き上げ支払いに協力する予定です。

子ども達の事を考え、離婚時に決めたルールは「お互い新しい相手ができても家には連れ込まない。」のみです。

新しい相手ができて出て行く場合もローンは支払うのが条件でした。

相手と自分の幸せを模索して、お互いにいい結果を生み出せるようにするには、冷静に時間をかけて、住居問題を考え、決断することが大切なのかもしれません。

私の場合は、離婚について考える時期が長く、家を建てたりと色々模索してきた中での離婚ですから冷静に対応できました。

急いで離婚し、どちらかがすぐに家を出なければならない等の切迫離婚の場合は、土地の価格、ローンの残債、名義変更など難しい手続きが目白押しです。

そのようなストレスが無かったのは不幸中の幸いかもしれません。