夫婦の収入合算で家を買った場合、住宅ローンの契約書に連帯債務や連帯保証人となり二人が記載されています。

離婚するときに名前を外したいのですが、住宅ローンと婚姻とはまったく別のものなので外すことができません。

連帯債務を外すには、ローンを完済させない限り外すことはほとんど不可能なのです。

無担保ローン

ローンを完済させるには残金を全額用意するか、家を売却してローンに充当させ不足分のお金を用意するしかありません。

預貯金があれば良いのですが、ない場合には両親や兄弟などから借りるか、どこかで資金を調達してくる必要があります。

そんな時の資金の調達方法として「無担保ローン」があります。

担保ローンと無担保ローンの違い

家や車などを買う時に利用する「担保ローン」は、借り入れしたお金を使う用途が決められており、その商品を担保にして融資するものです。

借入れた金額を返済するまで、金融機関が現物を担保として押さえており、万が一返済できないときには、担保物件を売却して返済に充当することができます。

最悪の事態には貸付金を回収できることから、金融機関にとっては比較的リスクの低い融資となります。そのため、融資の審査はゆるくなります。

一方「無担保ローン(多目的ローン)」は、その名の通り担保権をまったく設定せず借りることのできる融資です。

金融機関によりバラツキがありますが、融資額は1000万円程度まで、金利は3%~18%とかなり高めになります。

借りる人の、収入、職業、勤続年数、信用情報などによって、融資金額、金利、返済期間も変わってきます。

無担保のため審査はかなり厳しくなりますが、問題なければスピーディに決済してくれます。

無担保ローンの借入れ条件

無担保ローンは、普通の銀行やネット系銀行、流通系銀行の他、アコムやプロミスなどの消費者金融で行っています。

融資額や金利、借入れ条件など各金融機関によって大きく違います。金利の高いところは避けてください。

参考までに、労働組合や生協などで作っている金融機関である中央労働金庫の「中央労金の無担保ローン」を紹介します。

中央労働金庫のフリーローン(2017年1月1日現在)
【一般勤労者の場合】
・変動金利 年6.325%
・固定金利 年7.5%
・融資金額 最高500万円
・融資期間 最長10年(最終返済時満76歳未満)

同じ無担保ローンでも、金融機関により金利や融資枠など、かなりの差がありますので、色々と調べてみるとよいでしょう。

離婚の場合には負の財産も二人のものとなるので、不足分を折半にして半分づつ用意することで、負担を抑えるなど話し合ってください。

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家がどの位で売れるのかを調べる

家がどのくらいで売れるのかを調べるには、複数の業者の査定をしてくれる一括査定を利用すると便利です。

入力も1分以内で終わり、複数の不動産会社がすぐに審査してくれます。

取り扱う業者によって、販売の得意不得意があり、かなり金額にバラツキがでますので、その平均の金額を売れる相場と思ってよいでしょう。

一括査定には、「訪問審査」と「簡易査定(机上査定)」がありますが、まずは概算金額を掴むためなので「簡易査定」で十分です。

●家の一括査定事業者

イエイ不動産売却査定

不動産売却一括査定イエウール

不動産&マンション売却査定.com

家を売却するには、印紙税、抵当権抹消登記費用、司法書士報酬、不動産屋への仲介手数料などの諸費用がかかります。

司法書士報酬は10万円程度、不動産の仲介手数料は、売却価格×3%+6万円(消費税別)かかるので、余裕をみて売却金額の4%程度を見込んでおいてください。

あとは、住宅ローンの残金を調べて、不足分と諸費用の金額を用意するだけです。